DPをフルサイズとした場合半分にしたアンテナがツエップアンテナという例えがありますが
これはT2FDを半分にしたような BB6W (BB6WS )と同系の進行波アンテナになります。
全長6m程度で広帯域をATUの調整のみで使用できます
ほかの出品物と異なり
1段太いフジクラ製3.5SQのエレメントで制作しています
エレメント底部に水抜き穴も用意して内部に湿気、水分が溜まらないよう制作してあります
設置方法はDPと同じように水平に張りアンテナチューナ(以下ATUと記載)
の接続ないし内蔵したリグに接続してもらえれば運用可能です。
垂直でも運用は可能で竿があればこのような形でのキャンピングカートに括り付けて野外運用も可能です。
ベランダから竿で運用されている方もいらっしゃいますのでかなりHFのアンテナとしては運用しやすいかともいます
調整はATUで行いますのでエレメント長の調整も不要で広域に交信いただけます。
ただし、T2FDなどでもそうですが、一般的な定在波アンテナとは異なり進行波アンテナという性質上エレメント長と給電部内の同調回路で調整するアンテナではない為
必ずATUが送信に必要になります。
最近検証の結果、アンテナカプラーなどLCを手動で調整するチューナーでもご使用いただけます。
※東京ハイパワーHC75にて検証済み
ベランダから竿で運用されている方もいらっしゃいますのでかなりHFのアンテナとしては運用しやすいかともいます。
調整はATUで行いますのでエレメント長の調整も不要で広域に運用いただけます。
ただし、T2FDなどでもそうです非同調の進行波アンテナという性質上エレメント長と給電部の同調回路で反射波(SWR)を調整する同調型の定在波アンテナとは異なります。
ICOMのIC-7300やIC-9100のようなATUが内蔵された無線機、もしくはYAESUのFT-897とFC-30または東京ハイパワーHC-100ATのように外部接続するATUを使用するとよいと思います。
下の写真のようにアパートの屋上に適当に張っての運用や車での移動運用などに使用でます
仕様
全長約6m
使用可能周波数:1.9~50MHz
耐入力:250W(PEP)
通常設定より太いフジクラ製3.5SQのエレメントを使用。より張力に対して丈夫になっています
高解像度のオリジナル版は下記のリンクにて公開中
SWR測定データ
発送方法について
・ヤマト運輸(宅急便コンパクト)
Q&A
割とよく聞かれる質問がありますので軽くお答えします。
Q.ATUなしで使えないのか?
A.
進行波アンテナという特性上同調させて使用する定在波アンテナと異なるのでSWRが落ちず使用できません
※ただし、検証実験の段階で部分的にアンテナアナライザーで見てみると全く落ちていないわけではないので保証対象外ではあるが落ちないとも言いけれない
Q.エレメントの長さを調整することによって受信感度を上げられないか(例6mを10,20mへ)
A.内部回路を6mに合わせている関係上受信のみであればラジオ同様上がるかもしれないが電気特性の整合性が取れなくなります。実施の際には自己責任で。
Q.分解できますか?
A.構造強度の問題と分解をする必要性がないため非破壊での分解できません。どうしてもばらしたいのであれば円筒を切断して別の円筒で組みなおせば戻せます。保証はしませんが
Q.エレメントを曲げての敷設について
A.90°ぐらいまでは大丈夫と思いますがそれ以上鋭角に曲げて使用すると電波特性の悪化の要因につながります。
Q.手動アンテナチューナー使用について
A.東京ハイパワー(HC-75)を用いて検証済み
アンテナアナライザーにて設定し送信実験を行い正常にSWRが落ちることが確認されています。