御存知!Giuffria系米国メロディアス/ポピュラー系ハード隠れ名盤 Eisley/Goldy「Blood, Guts, and Games」 国内盤 未開封新品でございます。
内容は言わずもがな。
ラインナップは興味深い名手揃い。
David Glen Eisley(Vo、Key、B、G ex-Giuffria他)、Craig Gordy(G、B、Key ex-Giuffria、Dio他)、Ron Wikso(Ds)となります。
またゲストにChuck Wright(B、ex-Quiet Riot、House of Lords他)、Alessandro Del Vecchio(Key)となります。
制作はCraig Gordy/David Glen Eisley。ミキシングはAlessandro Del Vecchioが担当となります。
Giuffria系米国メロディアス/ポピュラー系ハードとは言いますが、事実上の現行Giuffria。
そもそもはAngel再編プロジェクトを模索していたGregg Giuffriaが、
元3Aの野球選手でヴォーカリストとして活動していたDavid Glen Eisleyと邂逅した事から始まるバンド。
Rough Cuttから離脱したCraig Gordy、バンドの名称権を持つRudy SarzoがOzzy Osbourne Bandから離脱。
新生Quiet Riotに参加する事となり外れる事になったChuck Wright等が加入。
MCAとの契約を得てデビュー作「Giuffria」を制作・リリース。成功を収めます。
Dio参加の為Craig Gordy、Quiet Riot再加入の為Chuck Wright離脱。
後任に名手Lenny Cordora、David Sykes(後にBoston、Alliance他)を加入させ隠れ名盤2nd”Silk + Steel”制作・リリース。
されど時代の波に抗えずセールス的に不振となり契約解除。
名手Ken Maryをスカウトし次作制作を進めつつ、RCA配下のかのGene Simmons運営”Simmons Records”と契約。
されどGene Simmonsにヴォーカリスト交代を促され、David Glen Eisleyは離脱。
その後バンドはJames Christianを後任に迎えバンド名を”House of Lords”に変更し活動する事となります。
レーベルを変更しつつ好作三作をリリースするも時代の波に抗えず、解散。
David Glen Eisleyは離脱後”Dirty White Boy”等々と活動し、ソロに転向。またTV関連等々含めた裏方としての活動を行う事となります。
2010年頃にオリジナル・ラインナップにて”Giuffria”再結成を図り、またGregg Giuffria自身は”House of Lords”再編をも図る事となります。
されど双方の契約はままならず、双方の活動からGregg Giuffriaは離脱。実業家の道を歩む事となります。
残されたEisley/Goldy/Wright/Kriggerはサポートメンバーを迎え活動継続するも、
Chuck WrightがQuiet Riotや映画音楽等々の活動でサポート的な役割に転じる事となります。
再編”Giuffria”としての活動とそれぞれの単体の活動を行いつつ制作の機会を窺う中で
”Eisley/Goldy”という企画が持ち上がる事となります..................
さて今作。
”Eisley/Goldy”と言う事でギター中心の音楽性を連想致しますが、正直”Giuffria”の音楽性。
キーボードもGregg Giuffriaの奏法や音造りを意識した感があり、結構目立つ感がございます。
そもそも”Giuffria”はGregg GiuffriaとDavid Glen Eisleyの邂逅から始まるバンドではございます。
Gregg Giuffriaは不参加と言う事で”Giuffria”の名称を冠する作品制作には無理がある事もあり、”Eisley/Goldy”名義となった感がございます。
されど”Giuffria”はGregg Giuffriaの独裁バンドではなく、とりわけ評価の高い1stではDavid Glen EisleyやCraig Gordyの音楽的貢献が非常に高いもの。
それが窺える作品でもございます。
但し、専属キーボード奏者の不在で楽曲によってはギター中心のへヴィさを前面に打ち出したものやDavid Glen Eisleyのソロ作に繋がる音楽性もあり、
”Giuffria”継承バンドではありながらも”オリジナルGiuffria”とは異なる新生面を打ち出している感がございます。
David Glen Eisleyのヴォーカルは嘗ての伸びやかさが弱い面がございますが、力強さと表現力はなかなかのもの。
”Giuffria”、かのDio”Dream Evil”と大傑作に参加というCraig Gordyではございますが、
組む相手の音楽性に合わせ共作で本領を発揮するタイプのミュージシャン。
”Giuffria”~”David Glen Eisley”の音楽性に合わせた演奏と音楽性の感がございますが、キャリアの長さを感じさせるものでございます。
近年は”Resurrection Kings”、”Dream Child”とDio関連の制作が目立つCraig Gordyではございますが、そもそもがL.A. Metal系で頭角を現したミュージシャン。
そのキャリアを思い浮かべる感がございます。
現在では貴重な米国メロディアス/ポピュラー系ハードの音楽性。
音楽性や演奏・アンサンブル等々と非常な安定感と質の高さがございますが、新鮮味や決め手となる楽曲が..........という所が玉に瑕。
キャリア組に常に付きまとう問題でございますが、安心感のある作品ではございます.........................
この機会に是非。
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