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SONY カセットデッキ TC-K555ES2 高音質動作整備品 一年間メンテ対応 ノーリターン

現在

¥ 62,000

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残り時間
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オークション番号
t1161498335
入札回数
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店舗
hid********
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評価
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活動
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商品情報
  • 商品状態
    No apparent damage/stain
  • 国内配送費用
    1600JPY(Based on actual arrival at the warehouse)
  • 国際送料
    Apply after arriving at the Doorzo warehouse
  • 自動延長
    Yes
  • 早期終了
    Yes
  • 開始金額
    62,000 JPY
  • 入札単位
    1,000 JPY
  • 出品地
    東京都
商品名
SONY カセットデッキ TC-K555ES2 高音質動作整備品 一年間メンテ対応 ノーリターン
商品説明
SONYのカセットデッキ TC-K555ES2 です。

【注意】 写真に写っている本体のみの出品です。写りこんでいる測定機器やカセットテープは含まれません。

クォーツロック / ダイレクトドライブ / ダブルキャプスタン / コンビネーション・レーザーアモルファスヘッド
/ ドルビーB&Cノイズリダクション対応機です。細かなスペックはネットで検索してみてください。
777シリーズに比較すると下位機とされていますが、機能が必要十分であり、メカがシンプルで堅牢なこの機種が
気に入って10台修理してきました。フロントパネルのデザインは一番整っていると思います。

とくにこの機体は、自家用として念入りに調整したもので、内部画像をご覧になればわかると思いますが、新品の
高音質部品に交換してあります。オペアンプも高音質品に交換してあります。ですから、オリジナルの音では
なくなっています。私の主観では現代的というかシャープで芯のある音がします。

中古品ゆえ小傷などがあります。上面パネルはオリジナル塗装でほとんど傷がない貴重品です。

この機体は、「ヘッド上がらず / 再生しない」のメカを修理したものです。
メカについては、一部分解して洗浄したのち時計用機械油とグリスで滑らかに回転し滑らかにヘッドが
上がるようにしました。

この機種の弱点とされるヘッドの磨耗ですが、光の角度を変えた二枚の画像のとおり、たいへんきれいな状態を
維持しています。
ヘッドホンVRについては、経年なりのわずかなガリがあります。日常的にグリグリと動かしていれば問題ない状態です。
基板上の調整ポイントは、私が測定する限りピタリと揃っていて、音質はたいへんよいと思っています。

現状完動品だと考えています。通常での再生ではモーターの音もほとんど聞こえません。早送り巻き戻しも滑らかです。
参考までに周波数特性をとってみました。録音レベルについては-10dBくらいだったと思いますが、うまく設定できなくて
-60dBになってしまっています。ハイポジテープでホワイトノイズを録再しています。

私が計測した限りではノーマルテープ -20dB録音にて、15kHz程までほぼフラット(歪率3%だと14kHzまで)、それ以降、
17KHzほどまではいけます。経験された方ならわかると思いますが、11kHzあたりの音というのは、シンバルの
シンシン・サラサラといった「輝き」の部分で、音楽の鑑賞に影響するのは10kHzくらいまでだと考えてよいと思います。
メタルテープ -20dB録音では、21kHz程までいけてました(歪率3%だと17kHzまで)。
※ 歪率は HP 8903Aで計測しました。

クオーツ制御のテープスピードも3003Hzで正確、ワウフラッターが、0.03% (WTD)ほどでこれもまた大変優秀だと思います。

商品の中に私のメールアドレスを書いたメモを入れておきます。当面故障は無いと思いますが、ご購入後も修理部品の
入手状況などを踏まえて、約1年間できる範囲でメンテや修理を受け付けます。この場合、往復の送料は購入者負担で、
部品代金・若干の手数料をいただきます。

【作業内容】

1. 外装の清掃。

2. ヘッドやメカ部の洗浄・機械式時計用オイルの注油・グリス塗布・調整。

3. ゴム部品については、キャプスタンベルトは元の物の状態が良いのでそのままにしてあります。
キャプスタンローラーについては、左右のものとも、軽く研磨したのちS-721Hという復活剤で処理してあります。

4. コンデンサをオーディオ用のものに全交換、再生オペアンプを高音質品に交換、高信頼性半固定VRに交換など
音質対策をしてあります。

5. SONY製トルクメーターで、モーターのトルクを計測しました。巻取りリールで59g/cmあります。十分に強いです。
バックテンションは7g/cmで、こちらも強めです。DDモーターですから劣化する要素はほとんどないでしょう。

6. ヘッド調整用ゲージABEX THG-801を用いて、録音・再生・消去ヘッドの位置を確認しましたが、
ズレはありませんでした。ミラーカセットも用いてテープ走行を確認しましたが、こちらもまったく
問題はありませんでした。

7. テープ速度はクォーツロックですから、ずれはありません。3003-3004Hzでほとんど変動はありません。
ワウフラッター用テストテープ SONY WS-48Aにてワウフラッターを計測して 0.03% (WTD/実測)以下です。
大変優秀だと思います。

8. アジマス調整用テストテープ SONY P-4-A063にて録音再生ともアジマスの確認と調整をしました。

9. この機種は再生EQを調整するVRがないのですが、再生イコライザ調整用テストテープ ABEX TCC-172A にて、
315Hzに比較して 8kHzがおおよそ-0dBでした。

10. 勢いよく開いていたカセットホルダーのダンパーゴムを交換し、硬度の高いグリスを塗布してあります。
長期間リッドを閉じたままだと貼り付いたような状態になるようです。この場合、リッドの左隅あたりを指で押して
貼り付きを除くと、その後は滑らかに開閉します。

商品の発送は入金確認後となります。送料は落札者負担です。ヤマト宅配便の匿名配送で東京からの発送となります。
到着まで落札後1週間ほど余裕を見ていただきたく思います。

評価の悪い方等、こちらが不安や懸念を感じるかたは入札を削除する場合がありますことをご了解ください。
質問等があればお気軽に問い合わせください。

落札後48時間以内に取引ナビより一切ご連絡をいただけない場合は、「落札者都合による入札の取消」処理を行います。


(2024年 11月 20日 11時 36分 追加)
この機体のメンテ記録が出てきました。次の点についてもメンテしてあります。

1. 回転検出のフォトトランジスタ交換済み。ランプ類もすべて点灯中。回転検出回路が壊れると回転しなくなるはずです。

2. 録音用オペアンプに ナショセミのLME49720NAを2つ使用。再生用オペアンプに BB OPA2134APを2つ使用。言わずと知れた低歪、広帯域かつオーディオ用として評価の高いオペアンプが計4つ載っています。これだけでもいま高額になっているのではないでしょうか。

(2024年 11月 20日 11時 42分 追加)
もう一点、メンテした点がありました。もとのピンチローラーは劣化で割れていました。
ですから、現在のピンチローラーは薬品処理で改善したのではなく、新品交換済みでした。

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