●C. P. E. バッハ:
[1] 2つのフルート, 2つのヴァイオリンと通奏低音のための12の小品 Wq.81
[2] フルートと通奏低音のためのソナタ ト短調 Wq.133 (ハンブルク・ソナタ)
[3] フルートとヴァイオリンのための二重奏曲ホ短調 Wq.140
[4] フルート, ヴァイオリンと通奏低音のためのトリオ ロ短調 Wq.143
[5] フルート, ヴァイオリンと通奏低音のためのトリオ ハ長調 Wq.147
[6]「フィリスとティルシス」(室内カンタータ) (S, T, 2fl, BC) Wq.232
■[1,3-6]ハンス- マルティン・リンデ,クリストフ・ハントゲバース(fl) ヤープ・シュレーダー,ベアトリクス・ランドルフ(vn) ロルフ・ユングハウス(cemb, fp) フェーベ・カライ(vc) [6]ローズマリー・ホフマン(S) ナイジェル・ロジャース(T) [2]ヴィルベルト・ハーツェルツェト(fl) アンドレアス・シュタイアー(fp)
CD// 海外盤 {ADD, DDD} DHM*05472 77435 2
発売:96年/録音:[1,3-6]1981, [2]87年/収録時間:60分
△バロック・エスプリ・シリーズ △[6]歌詞掲載なし △ディスク=MADE IN THE EU
◇ディスク:A-/ 小スリキズ少しあり(強め*動作確認済)
◇ブックレット:B/ 内部に波うち・シワあり ツメ咬み痕あり
◇プラケース:B+ ◇バック・インレイ白地部分に軽い変色あり
☆[1,3-6]1981. 12 スイス・ローテンフルー教会,[2]1987. 3 ケルン・ドイツ放送スタジオにおける録音。
-カール・フィリップ・エマヌエル・バッハは大バッハと最初の妻マリア・バルバラとの次男 (1714- 88)。父よりもテレマンの影響を受け、ギャラント様式や多感様式を追究して古典派音楽の基礎を築き、ハイドンやベートーヴェンにも影響を与えました。生前は父よりも有名で、バッハ一族の中ではヨハン・クリスティアンとともに音楽家としての成功を収めた人です。
-オリジナル・アルバム[1,3-6]に、[2]を加えたもの。-ジャケ面には演奏者として「レザデュー」、「スコラ カントルム バシリエンシス (バゼール・スコラ カントルム)」とありますが、[2]の演奏者が「レザデュー」、[1,3-6]の器楽奏者が「スコラ カントルム バシリエンシス」ということです。「スコラ カントルム バシリエンシス」はバーゼルに本部を置くスイスの音楽大学。作曲家で指揮者のパウル・ザッハーによって1933年創立。現在はバーゼル音楽院に属しています。古楽の演奏法に特化しており、古楽奏法と古楽研究の いわば総本山で、名古楽奏者を多数輩出しています。同名の合奏団はアウグスト・ヴェンツィンガーの指揮で有名でした。当アルバムの[1,3-6]はリンデがリーダーなのでしょう。-[6]はアリア (S), レチタティーヴォ (T), アリア (T) という3曲からなる小さなカンタータ (7'13)。-[2]はレザデューによる C. P. E. バッハの3つの四重奏曲 (トリオ) 集に収録されていたものです。
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