ピアニスト南部由貴による待望のデビューアルバム。
ウィーンで磨き上げた彼女の音楽は芳醇で柔らかく、ベーゼンドルファーインペリアルが美しく共鳴する。
聴き終わる間際、まるで黄金のまどろみから覚めるかのような感覚が忘れられない。
シューベルト、ブラームス、バーバーを含む全12曲収録。
[TANZ IM TRAUM 〜夢の中で〜]
ウィーン留学から帰国して3年後の2020年。
好きな曲を集めた、私らしいアルバムができました。
今まで出逢った皆様に感謝を込めて。
鹿児島県霧島市出身。
桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学音楽学部卒業。
同大学研究科を経て2010年渡欧。
ウィーン国立音楽大学ピアノ室内楽科を最優秀成績で、同大学院修士課程を審査員満場一致の最優秀成績で修了。
2017年帰国。
2009年ルーマニア国際音楽コンクールピアノ部門第2位、併せてルーマニア政府観光局賞受賞。
2016年トレビーゾ国際音楽コンクール(伊)室内楽部門、現代音楽部門において第1位。
ベルリン・ライジングスターズグランプリ国際音楽コンクール(独)室内楽部門にて奨励賞受賞。
2017年秋篠音楽堂室内楽フェスタ賞受賞。その他、国内外コンクールにおいて受賞多数。
桐朋女子高等学校音楽科卒業演奏会、関西桐朋会新人演奏会、読売新人演奏会、ベートーヴェンハウス(ハイリゲンシュタットの遺書の家)でのコンサートやシューベルトハウス(シューベルトの生家)でのウィーン若手演奏家コンサートシリーズ "Junge Talente" 、在パリ日本文化会館での "作曲家・伊福部昭オマージュコンサート" 、北とぴあ国際音楽祭、西方音楽祭など、多数の演奏会に出演。
ポーランド国立クラクフ室内管弦楽団、鹿児島モーツァルト室内オーケストラ、墨染交響楽団、 室内合唱団 vocalconsort initiumと共演するなど、ソリスト、アンサンブルピアニストとして各地で演奏活動を行っている。
2020年、CDアルバム「TANZ IM TRAUM 〜夢の中で〜」をセレーノ・ミュージックよりリリース。
これまでにピアノを片野田郁子、兼松雅子、吉村真代、アヴェディス・クユムジャン各氏に師事。また、講習会にてパウル・バドゥラ=スコダ氏に学ぶ。
室内楽をアヴェディス・クユムジャン、藤井一興、原田敬子、テレザ・レオポルト、ゴッドフリード・ポコルニー、ヨハネス・マイスル、シュテファン・メンデル各氏に師事。
歌曲伴奏法を木村俊光、ダヴィッド・ルッツ各氏に、古楽演奏法をインゴマー・ライナー、マグダレーナ・ハシベーダー氏に師事。
片野田音楽アカデミー客員演奏家・客員講師
日本クラシック音楽コンクール審査員
大阪音楽大学付属音楽院講師