ジル・スコットらを輩出したフィリーのレーベル:ヒドゥン・ビーチから、トロンボーン奏者ジェフ・ブラッドショウの9年ぶりの新作が登場。マーシャ・アンブロージアス、ラヒーム・デヴォーン、SWVのココ、キンドレッド・ザ・ファミリー・ソウルらのゲスト参加に加え、収録曲もジャネット・ジャクソンの''Got Til It's Gone (トニ・トニ・トニ)'' ''Lay Your Head On My (Pillow)''といったカヴァーを収録するなど、R&Bファンにこそ聴いて欲しい一品。
トロンボーン奏者ジェフ・ブラッドショウの久しぶりのアルバムとなる2012年作。本作は、クインシー・ジョーンズの傑作『The Dude』の21世紀版のような内容。クインシーがジャズからブラコンへと移行していったように、本作もジャズの括りだけは語ることのできない、ブラック・ミュージックの要素が多分に取り込まれたニコラス・ペイトンが提唱するBAM=Black American Musicスタイルの作品。マーシャ・アンブロージアス、ラヒーム・デヴォーン、SWVのCoko、キンドレッド・ザ・ファミリー・ソウルらがゲスト参加。オリジナル曲の他、ジャネット・ジャクソンの「Got Til It's Gone」、トニ・トニ・トニ「Lay Your Head On My Pillow」といったカヴァーも収録。