探求心と情熱を持って、上質なアイテムを製作し続けている「テーラー東洋」から、港商スペシャルエディション「DUELLING DRAGONS×JAPAN MAP PRINT」リバーシブルスカジャン(TT15531-119)のご紹介です。 2024年の干支である龍にちなみ、数あるヴィンテージスカジャンの中から選り抜いた龍の絵柄を復刻する辰年コレクション。 今回はそのスペシャルエディションとして、1940年代後期から1950年代前期のごくわずかな期間にしか作られていない「プリントのスカジャン」を復刻しました。 表面は富士山を挟んで睨み合う双龍の刺繍。 絵柄を刺繍で埋めず、地となるアセテート生地のブラックを効果的に使い、繊細な配色の色糸で描いた龍が際立つよう計算された作りです。 当時の資料を紐解くと熟練の和装刺繍の職人が手がけたものであることがわかり、日本画を見ているかのような威厳ある仕上がりとなっています。 通常よりも大きな胸の龍の刺繍、袖の3本ラインなど、もとにしたヴィンテージの仕様を再現しました。 リバーシブル面はプリントのジャパンマップ柄。 近代的な機械のプリントではなく、1色ずつ版を作り、その版を手作業で摺り重ねていく手捺染(ハンドプリント)によるもので、手間と時間、そして高度な技術を要するため当時の生産も極少数。 しかも日本地図とともに城や風景が描かれたこの絵柄はプリントのスカジャンの中でも特にレアで、ヴィンテージ市場では入手不可能と言っても過言ではありません。 胸の龍は刺繍のスカジャンではありえない大きさで描かれており、その絵柄の迫力とヴィンテージの希少さから今回、辰年のスペシャルエディションとして復刻を果たしました。 テーラー東洋のコレクションの中でも特に厳選した逸品をディテールにこだわり再現するのが、このスペシャルエディション。 横振り刺繍で緻密に描かれた図案はもとより、アセテート生地の打ち込みを調整してヴィンテージと遜色なく仕上げ、ウールリブも旧式の横編み機を使用して1着ずつ編み上げています。 リバーシブル仕様のファスナーについても50年以上前のファスニング機械を再稼働させ、当時と同じ手曲げのものを再現。 テーラー東洋の前身である港商(こうしょう)商会のラベルを使い、ヴィンテージスカジャンの最盛期を彷彿とさせる仕上がりとなっています。 1枚持っているだけでずっと使えるアイテムです。 たくさんある柄の中から、あなただけの拘りの1着を是非お探し下さい。 |