日本コロムビアOS初出盤　ベートーヴェン弦楽四重奏曲　全曲　ブタペスト弦楽四重奏団　11枚組　解説書はコピーです、 最終出品

ベートーヴェン弦楽四重奏曲は１６曲全部人類の宝であり、弦楽四重奏曲のバイブル的存在の曲であり、弦楽四重奏曲で、これ以上の曲はないと私感ですが思います、特に後期の曲はロマン派を飛び越えバルトーク時代近くまで時代を超越しております、ベートーヴェンとブラームスは何かと比較されますが,さすがのブラームスも弦楽四重奏３曲は超えることはできなく、ベートーヴェンを意識しすぎた為であり交響曲も同様ですが、交響曲は４番のみ超えたかな？と私感ですが思う事があります、ブラームスの場合ベートーヴェンが作らなかった編成の室内楽曲、たとえばクラリネット五重奏等の室内楽は、やはり同様の超の付く素晴らしい名曲と思います、 全16曲は、有名な四重奏団は必ず録音があり、SP時代よりカペーSQ、ブッシュSQから現代まで名盤は沢山あります、ブタペスト弦楽四重奏団は歴史が長く、SP時代からの第一ヴァイオリン主導の演奏形態を改め４人均等のバランスでの演奏を築いた団体です、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲のひとつの究極の姿が提示されています 新即物主義の演奏様式で、ウィーン的な情緒感の強い例えばバリリ四重奏団などとは対極にある演奏であり、ベートーヴェンの精妙な音構造を見事に表現しながら、滋味豊かな音楽の精髄と意思的な力を表わしており昔より定番とされた素晴しい演奏です、私感ですが初期、中期はこの演奏がベストで後期はスメタナ弦楽四重奏団（PCM録音ではなくスプラフォン録音）の演奏がベストと思います、この全集、米コロンビアでは、初期・中期・後期という3つのボックスでそれぞれ1959、1960年6つ目レーベル（初期中期）、1962年2つ目レーベル（後期）で3回初発売されました。しかし全集として発売されたのは、1966年、日本でのことで、LP11枚組2万2千円という当時としては、恐ろしく高価のセットでした(品番はOS771～81)このセットです、 日本ではその後、全集として6回再発売されましたが全部酷く68年頃米CBS原盤は日本コロムビアよりソニーに移りました、そしてホワイトブルーレーベルのソニー初出盤は史上最悪の音質でした、後の茶レーベルでは幾分良くなりましたが当時としては実験盤を買わされました、トランジスター出初めの時代であり、それを使いこなせるエンジニア不在の時代です、現代と違い輸入盤はほとんどなく輸入レコードは高値の華でした、このOS初出盤は上記の6つ目、2つ目オリジナル盤とほぼ同じ音質です、CDの時代になり、音に関して色々と、理屈を付けて、良くなったとメーカーは言いますが、オリジナル磁気マスターテープが月日が経つにつれ劣化してしまい、その為、CDでは音をいじり、音だけ聞けば聞きやすくなったかも知れませんが、本来の音楽性が違うものになっていく様に私は感じます、レコードは大切に聞いていれば当時の音の劣化はありません、やはり初出盤は貴重なものと思います、あくまで私の装置での私感です、解説書がなく友人よりコピーさせてもらったものが付きます 11枚組 2Kg超えてしまいますので、ゆうパック８０サイズ送料着払いになります、価格は下の表を参考にしてください 

ジャケット状態M～EX+                                                              盤状態M～EX+