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古銭/寛永通寶(寛永通宝):正字背文 241216ウ

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オークション番号
w1165690964
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商品情報
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    30 日元
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    200 日元
  • 出品地
    沖縄県
商品名
古銭/寛永通寶(寛永通宝):正字背文 241216ウ
商品説明
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●銭径:縦方向25.2ミリ・横方向25.1ミリ
 
●重さ:3.6g
 
●ス穴:なし

※分類がされているものについては,貨幣には素人である出品者自身による分類です。この分類は,皆様が目的の品物を探す上での便宜を図るものにすぎません。表記された分類はあくまで参考にとどめ,自己責任で正否を確認されたうえで入札をお願いいたします。

※銭径・銭文径については,ノギスによっていますが,素人計測なので誤差がありえます。参考程度にされてください。

※当方出品物については,出品者自身は「洗い」や「磨き」などの加工を一切行っておりません。出品者には「洗い」や「磨き」についての知識はありませんので,入札をされる場合には,写真をよくご覧のうえ,自己責任でご判断ください。

●慶長の幣制を確立して金銀貨の発行を幕府の独占とした家康も,生前,銭貨を発行することはなかった。幕府が鋳銭に乗り出せなかった最大の原因は鋳銭材料の銅が潤沢でなかったためである。
 銅の生産が増加し始めた寛永12(1635)年になり,幕府は初めて鋳銭事業に乗り出し,江戸橋場と近江国坂本に銭座を設けて寛永通寶の鋳銭に入った。ただし,銭貨の需要は幕府の予想以上に大きかったため,鋳銭事業は幕府直轄によらず水戸,仙台,三河吉田など8カ国に鋳銭させた。
 幕府は所期の目的は達成されたとみて,万治2(1659)年いったん鋳銭を停止する。しかし,文政8(1668)年の大火後,銭貨不足が目立つようになり,また,倹約令で打撃を受けた呉服屋たちに鋳銭を請け負わせて救済するため,寛文8(1668)年江戸城お出入りの呉服師らに江戸亀戸村に約15,000坪の土地を与え大規模な鋳銭を許可した。
 鋳銭再開の前後で,古寛永と新寛永とに区分されている。両者には製作上の相違がみられるが,その間に特に幣制に変更があったわけではない。
    
 明和5(1736)年,田沼意次(1718~1780)が寛永通寶四文銭を発行した。彼については賄賂政治のイメージが先行しがちであるが,現在においては,「商品経済の発展をつかみ,それを促進することで幕府財政の建て直しを図ろうとした非凡な政治家」という研究者もいる。
 四文銭は,これまでの一文銭の1.3倍の重さしかなかったのであるから,これは現行硬貨同様の名目貨幣であった。幕府はこれにより発行利益を得ようとしたが,元禄・宝永時代に荻原重秀による貨幣改悪が失敗したのに対し,市場はこの四文銭を受け入れた。名目貨幣としての大型銭が便利と感じられるほど,商品経済が発展していたためである。
 なお,四文銭については,最初21波(青海波)模様が発行されたが,波模様が複雑すぎて不良品が多発したため,翌年から11波に変更された。また,四文銭の輪が広いのは,清朝銭の影響ともいわれる。
 文政期になると材質に真鍮(:小判と同様の金色に見せるために使用していた)を使うのも止めた。市民が四文銭に慣れて円滑に流通するようになれば,格好をつける必要もなくなったためである。当時の人々は,明和期の四文銭を「青銭」(:真鍮は手擦れで青くなる),文政期のものを「赤銭」と呼んだ。
  
 元文の改鋳があって幕末まで金銀貨は改鋳を重ねるごとに品位・量目を落としていったが,銭貨も同様で,元文4(1739)年に鉄銭が登場していた。開港翌年の万延元(1860)年12月幕府は,小銭の払底を解消し,あわせて鉄一文銭の製造による赤字を緩和するため,鉄四文銭を発行した。

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◎真贋については,個々の貨幣商によって判断が異なることがあります。そこで,原則として,日本貨幣商協同組合の鑑定を経て贋作とされた場合のみ,落札代金(※落札手数料8.64%を差し引きます)を返金いたします。(※日本貨幣商協同組合は,国外で制作された貨幣等については鑑定を行っておりません。外国コインや渡来銭等は同組合の鑑定の対象とならず,よって,原則として返品・返金は受け付けられません。)
◎返品返金を受け付ける期間は,落札日から3か月以内とさせていただきます。
◎返品返金を行う場合,先に日本貨幣商協同組合の意見を付して返品をしていただき,当方が出品物と同一であることを確認の上,返金いたします。
◎鑑定手数料および返品に係る送料については,出品者は負担いたしません。

 
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※ほかにもいろいろ出品しております。どうぞご覧ください。
 
 
 
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