映画パンフレット ロバート・デ・ニーロとジョン・ローン

現在81歳の名優、ロバート・デ・ニーロ主演の、「ディア・ハンター」1978年(昭和53年)は、マイケル・チミノ監督で、苛烈なベトナム戦争と人間を描いた傑作。　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　 　　　「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」1984年(昭和59年)は、セルジオ・レオーネ監督の遺作にして代表作で、繁栄するアメリカを裏面から捉えた忘れられぬ作品。　 「ケープ・フィアー」1991年(平成3年)は、マーティン・スコセッシ監督で、ロバート・ミッチャム主演の「恐怖の岬」のリメイクですが、デニーロが、悪の化身を演じて凄まじく、戦慄する。

　ジョン・ローンは、中国系アメリカ人で、端正な顔立ちと、美声と身のこなしで人気を博した。
　「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」1985年(昭和60年)は、マイケル・チミノ監督で、刑事とチャイニーズ・マフィアの対決を描いた映画で、ローンは、新世代のボスを演じて注目された。　　「ラストエンペラー」1987年(昭和62年)は、ベルナルド・ベルトルリッチ監督でアカデミー作品賞等の受賞作。　清朝最後の皇帝溥儀を描いた歴史大作で、ローンは溥儀を好演したが、その後、作品に恵まれず引退。この二本だけとなった。　　
　いずれも、上映時に、購入したパンフレット5冊ですが、目立った傷や汚れはありません。