日本国内でナンバーを取得している、1943 INTERNATIONAL “M9A1” です。
このクルマは2019年4月に、個人的に軍用車両ミュージアムを持っている、米国コレクターから購入したものです。
いわゆる第2次大戦中の兵員輸送用のハーフトラックです。
軍事車両とみなされることから、米国からの輸出は大変難航し、2019年10月に横浜に入港、日本の通関も困難を極め、多くの役所関係者にも相談しながら大量の書類の作成に追われました。
無事通関し、日本に上陸できたのは、2020年4月30日。
購入決定から実に1年を経ての国内到着となりました。
その後、車検取得のための準備が薦められ、2020年11月19日乗用車として車検を取得しています。
さらに、燃料系、オイル系、電気系などの大幅なレストアが施され、良好なコンディションで公道が走行できます。
世界にもコレクターが存在するため、維持のための部品は検索する事により、意外と入手が容易ですし、制作も容易なものがほとんどです。
現状クラッチが交換時期に来ていますので、こちらで交換作業中です。
クラッチ交換までこちらで対応いたします。
購入から、通関、輸送、整備など膨大な時間と費用を費やしました。
この車両は、私が輸入する軍用関係車両の2台目となります。
2台目がこのハーフトラックです。
この車両はたまたま民間車両であった可能性が高いため、事前調査の結果、わずかながら輸入成功の可能性を感じました。
(同型車であっても、米国からの輸出および日本への輸入が認められるとは限らず、車両選択時点からの調査が重要です)
歴史を掘り起こすための膨大な資料収集や、その作成にかかる労力はすさまじく、失敗のリスクを考えると、私自身二度と同じことをする自信はありません。
世界が戦争状態になっている今、どんなにお金を積んでも、同様の車両の輸入は不可能と考えています。
また、この金額で成功するとは限らないすべての手続きを遂行する事も不可能だと思います。
米軍のハーフトラックは、M3、M16が日本国内に存在すると聞いていますが、どちらも車両として輸入されたものではないそうで、国内登録は不可能です。
その為、公道走行可能な車両はこの1台と思われます。
TVドラマ、映画、CMなど未出演の車両となりますので、ビジネスチャンスとしても楽しんでいただけます。
この車両の状態と、公道走行が可能という価値をご理解いただける方に、ぜひ引き継いでいただければ幸いです。
現状渡しです。
説明事項があります。
トラブルを避けるため、現車確認はご予約の上必ず行ってください。
車検の長い乗用車登録ですが、車両総重量が3.5トン以上となるため、中型免許での運転が可能です。
機関は好調で、カタログ値どおり約60km/hでの走行を確認しています。
注意事項
- 名義変更手続き料金込み(必要書類はご準備ください)。
- 車両引き渡しは尼崎となります。トレーラー手配は別料金で可能です。
- 購入後のトラブル防止のため、現車確認を必須とさせていただきます。
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車名:インターナショナル
型式:不明
車台番号:国〔01〕144776
シリアル番号:M9A1188360RD330
U.S.A4067919
車両重量:6440
車両総重量:6990
全長620
全幅:244
高さ201
車検;令和7年11月まで
定員:10名
エンジン:オリジナル IHC RED-450-B 141 hp (105 kW) 7.38
燃料:レギュラーガソリン
※業務妨害となる質問及び違反報告を行われた方には、法的手段により対応させていただきます。