「サルトル、ボ-ヴォワ-ルとの28日間・日本」
朝吹登水子
同朋舎出版 1995
通訳者として、また新しい友人として、サルトル、ボーヴォワールと28日間ともに過ごした著者が、二人の知られざるプロフィールと、秘められたエピソードの数々を、生き生きと描いた書き下ろし編長エッセイ。
1966年当時の 日本と西欧世界の思想的、文化的差異の貴重な記録 それは同時に 日本の今を活写する。
フランスにおいてすでに過去の人となっていたサルトルが、ボーヴォワールとともに来日。 日本では 圧倒的熱烈歓迎をうけ 1か月近く 滞在。
大学で講演するとともに 月刊誌でのインテリとの座談会、女性週刊誌などのインタビューをうけ、東京滞在後、京都、奈良、志摩、高野山、大阪、神戸、九州、広島そして東京と移動。その貴重な記録。
日本におけるサルトルへの関心は、反戦、反核の知識人としてのサルトルで
それは あくまで 日本の文脈からみた サルトルだった。
偉大なサルトルとボーヴォワールから 教えを乞うという スタンスが 基調にあったことは否定できない。
当時 なぜ サルトルがフランスでは 過去の人になっていたかは それまでの 長い西欧哲学の伝統がわからなければ 理解不能だった。
現在でも 状況は同じで、サルトルは 現在の日本においても仰ぎ見る偉大な存在。 この わかりやすい的確な 随行記録を読むと 現在も変わらない日本の状況に ある感慨を抱かざるを得ない。(レビューより)
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