●MD+G:MDG 603 1001 - 2(輸入盤)
①弦楽四重奏曲 第1番 ホ長調
作品 58
②弦楽四重奏曲 第2番 イ短調
作品 62
ミンゲ四重奏団
録音:2000年
●MD+G:MDG 603 1002 - 2(輸入盤)
①弦楽四重奏曲 第4番 イ長調
作品 106
②弦楽四重奏曲 第3番 ハ長調
作品 71
ミンゲ四重奏団
録音:1999年
●MD+G:L 3165(輸入盤)
①マーラー( 1860 ~ 1911 )
ピアノ四重奏曲 イ短調
第1楽章
②フックス( 1847 ~ 1927 )
ピアノ四重奏曲 第2番 ロ短調
作品 75
クラウス・シルデ:ピアノ
カルステン・ヘイマン:ヴァイオリン
ジャン・リーバー:ヴィオラ
ウルリヒ・ボーデ:チェロ
録音年不詳
オーストリアに生まれ、教師としても多くの作曲家(マーラー、ヴォルフ、シベリウス、ツェムリンスキー、フランツ・シュミット、シュレーカー、エネスク、メラルティン、マデトヤ、コルンゴルトなど)を育てあげたフックスですが、彼自身は先進的な作曲語法には興味がなかったようです。その作品は、まるでブラームスの時代に遡ったかのように古風で端正な佇まいをみせています。
数多くの作品を残していますが、生前最も人気を博したのはセレナードであり、「セレナード屋の狐」というあだ名を頂戴したそうです。ドイツ語の Fuchs(フックス)は「狐」です。
ブラームスが称賛したように、フックスの作品は、作曲技術においても、また響きの感覚それ自体においても洗練されたところを示しています。メンデルスゾーンやシューマンの作品にみられる軽やかな表現と、ブラームス作品のもつ緻密さ、シューベルトの作品がもつ旋律の魅力を結び付けています。
マーラーがウィーン音楽院に入学して書いた習作の多くは、後にマーラー自身によって破棄され、ほとんど残されていません。1年生の時に書かれたピアノ四重奏曲は、幸運にも残されて聴くことができる数少ない1曲です。 何かのコンクールのためにロシアに送った曲の断片である、と作曲者は述べているそうです。音楽院のコンクールで1等賞になったという説もあります。
盤面に傷はありません。素人検品です。傷の見落としがあってもご容赦願います。
自宅で保管していた物です。神経質な方は購入を控えてください。