ERATO盤・RE-1018-RE
フランス近代ピアノ曲集 マグダ・タリアフェロ=ピアノ
1. シャブリエ=スケルツォ・ワルツ 4: 58
2. シャブリエ=イディール 3:24
3. セヴラク=螺馬ひきの帰還 4:50
4. アーン=プリンス・エグランティーヌの夢 3:00
5. サン=サーンス=ワルツ形式によるエチュード 6: 50
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1.ドビュッシー=ピアノのため 4:17/4:35/3:52
2. ドビュッシー=アラベスク第1番・第2番 3: 32/3:30
3.ドビュッシー=喜びの島 5:55
●シャブリエ=スケルツォ・ワルツ/イディール
《イディール〉と〈スケルツォ・ワルツ》は、10曲の小品からなるピアノ曲集《絵画的小品》の、それぞれ第6、第10曲に当り、1881年に作曲された。この曲集はシャプリエのピアノ曲として最初の重要な作品となっている。
●セヴラク=3駅馬ひきの帰還
デオダ・ドゥ・セヴラクこそまさしく生まれついての音楽家である。詩人という点ではドビュッシーに一歩をゆずるとしても、彼は理知性と抒情性とを合わせ持っていた。
●アーン=プリンスエグランティーヌの夢
この短い小品は、みずからもすぐれたピアニストであったライナルド・アーンが、まだディエメルの教えを受けていた若い頃に作曲したピアノ曲集《夢心地の驚〉のなかから選ばれたものである。
●サン=サーンス=ワルツ形式によるエチュード
カミーユ・サン=サーンスは1835年パリに生まれ、1921年アルジェで死去した。その長い生涯の間に、彼はニーデルメイエ音楽院で教鞭をとり、そこではフォーレとメッサジェが彼の生徒であった。また多くの有名な教会のオルガン奏者をもつとめた(とりわけ聖マリア教会とマドレーヌ教会のそれは有名)。あるいはリストやルビンシュタインのように、国際的なヴィルテュオーソとして各地を旅行したり、評論を書いたり、研究に従事したり、そして本業たる作曲にもたずさわった。彼は快調な速度で作品を書き続け、その作品番号は 170を越えている。作品の種類もオペラ、交響詩、宗教音楽、協奏曲、室内楽等多岐に及んでいる。
楽しんで聴いていただける商品です。ジャケットに歴史を感じさせるそれなりの痛みはあります。