⚫
有川浩 Arikawa Hiro
2004(平成16)年、第十回電撃小説大 賞〈大賞〉受賞作 『塩の街』でデビュ ー。 『空の中』 『海の底」 と続く、 通 称 「自衛隊三部作」 を次々と発表し て注目を浴びる。 '06年刊行の『図書 館戦争』 から始まる 「図書館戦争」 シリーズは、その独自の世界観と恋 愛要素でベストセラーとなり、 人気 を不動のものとした。 他著に、『レ インツリーの国』 『キケン』 『クジラ の彼』 『ラブコメ今昔』 『阪急電車」 『三匹のおっさん』 『三匹のおっさん ふたたび』 『植物図鑑』 『フリーター、 家を買う。』 『シアター!」 『ストーリ ・セラー』 『ヒア・カムズ・ザ・サ 1
ン』 『県庁おもてなし課』 「空飛ぶ広 報室』 『旅猫リポート』などがある。
⚫
編集者の古川真也は、特殊な能力を 持っていた。 手に触れた物に残る記 憶が見えてしまうのだ。 ある日、同 僚のカオルが20年ぶりに父親と再会 することに。 彼は米国で脚本家とし て名声を得ているはずだったが、 真 也が見た真実は—。 確かな愛情を 描く表題作と演劇集団キャラメルボ ックスで上演された舞台に着想を得 た 「ヒア・カムズ・ザ・サン Parallel」 を収録。 有川浩が贈る物語新境地。
⚫
本の最初をどうぞ。
打ち合わせを一件終えて古川真也が編集部に戻ると、机の上に郵便物が一つ届いて いた。A4サイズの封筒だ。ちょうどこの編集部で作っている雑誌のゲラが二つ折り で入る大きさである。
表書きの字を知っていた。封筒の裏を返すとやはり旧知の作家のリターンアドレス
があった。 さいた
アカムズ・ザ・サン 麻井辰夫。年配の男性作家で、三ヶ月前までは真也が担当だった。今は後輩が担当 している。
ゆな「ヒア・カムズ・ザ・サン」
有川 浩
定価: ¥ 490
#有川浩 #有川_浩 #本 #日本文学/小説・物語
#私が出品した本たち
↓ ↓ ↓
★同時に購入して頂くと特典があります★
例えば
1品目の購入は値引きなし。
ご購入ありがとうございます。
2品を同時購入すると
・100円引きします。
3品を同時購入すると
・200円引きします。
コメント欄に2品目、3品目の
商品のタイトルを、記入してください。