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【内容紹介】
尊王攘夷の嵐が吹き荒ぶなか、アメリカより帰国した小野友五郎は小栗忠順の下で日本海軍の創設、蒸気軍艦の国産化に取り組み、横須賀製鉄所建設に心血を注ぐが...。日本の近代化の礎を築いた男の波瀾の軌跡を描く雄渾の書き下ろし歴史長篇
鳴海 風(なるみ ふう、1953年10月15日 - )は、日本の小説家。鳴海風は筆名で、本名は原嶋茂[1]。和算を題材にした歴史小説を得意とする。デンソーに勤める技術者でもあった。財団法人新鷹会理事。日本推理作家協会会員。愛知工業大学大学院非常勤講師。新潟県加茂市生まれ。秋田県立秋田高等学校、東北大学工学部卒業。東北大学大学院工学研究科機械工学専攻修士課程修了。学生時代より小説家を志す。1980年、日本電装(現デンソー)入社。生産技術者として、多くの次期型製品や新規製品のコンカレント開発、そして生産システムの開発・立ち上げに従事。博士(経営情報科学) 、MBA、CPE-ME保有。
1987年より新鷹会の勉強会に参加し、作家としてのキャリアを積む。平山諦著『和算の歴史』に出会ったことがきっかけで、和算を題材とした作品を手掛けるようになり、1992年に、和算家建部賢弘が主人公の短編『円周率を計算した男』で歴史文学賞を受賞。2010年、愛知工業大学大学院経営情報科学研究科で博士(経営情報科学)の学位を取得。2013年、名古屋商科大学大学院(ビジネススクール)マネジメント研究科でMBA取得。2013年、デンソーを定年退社。
【作品】
『算聖伝』新人物往来社、2000年
『和算忠臣蔵』小学館、2001年
『怒涛逆巻くも 日本近代化を導いた小野友五郎と小栗忠順』新人物往来社
『ラランデの星』新人物往来社
『美しき魔方陣 久留島義太見参!』
『和算小説のたのしみ』岩波科学ライブラリー、2008年
『星空に魅せられた男間重富』高山ケンタ画
『江戸の天才数学者 世界を驚かせた和算家たち』新潮選書
他多数
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