収録曲 & 演奏者
①ピアノ協奏曲 第9番 変ホ長調
K 271 「ジュノム」
②ピアノ協奏曲 第8番 ハ長調
K 246 「リュッツォウ」
マリア・ティーポ:ピアノ
リッカルド・シャイー:指揮
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
録音年:1983 年
CARRERE:94 017(輸入盤)
幻の名盤❗
イタリアの代表的なピアニストのひとり、名花マリア・ティーポは、ホロヴィッツにも並び称されたヴィルトゥオーゾでありながら、教育活動に重点を置いたこともあって録音の数は少なく、「幻の存在」でもあったそうです。
ティーポによるモーツァルトの2つの初期のピアノ協奏曲の録音は、シャイー&ロンドン・フィルの強力なバックを得て、魅力のある演奏が聴かれます。
どちらも好演ですが、作品自体の魅力を堪能させてくれるという点では、第9番の方が上です。この作品は色々な点で型破りです。たとえば、第1楽章の冒頭からピアノのソロが開始されます。こういったことはこれ以後のモーツァルトのピアノ協奏曲でもなく、ずっと後のベートーヴェンの第4番までその例を知りません。
それにしてもこの作品、とても初期のものとは思えませんね。この断絶がいかにもモーツァルトらしい。突如、信じられないほどの飛躍を見せる天才の面目躍如。小生の大好きな作品の1つです。
盤面の外周部分に、1ヶ所小さな傷があります。
老眼での素人検品です。傷の捉え方には、個人差があることをご理解願います。
また、別の傷の見落としがありましたら、ご容赦願います。
出品前に、全曲の再生確認してあります。
問題なく、再生できます。
背の片側が、経年により色褪せています。
写真を必ずご確認願います。
自宅で長期保管していた物です。
神経質な方は、購入を控えてください。