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LPレコード/スターン•トリオ/シューベルト・ピアノ三重奏曲/OS-612-C

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北北西に進路をとれ
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室内楽特選ライブラリー <その2>楽譜つき シューベルト•ピアノ三重奏曲第1番 変ロ長調 スターン・トリオ•••ユージン・イストミン、アイザック・スターン、レナード・ローズ 昔からピアノ・トリオの顕著な演奏には、必ずといってもよいほど、いわゆる《大物》がその中に顔を突っ込んでいる。例えばベートーヴェンの《大公トリオ》の初演には、ピアニストとしての最後の公開演奏としてベートーヴェン自身それに参加したし、シューベルトの2曲のピアノ・トリオを初演した1人は、高名なヴァイオリニストのシュパンツィヒであった。またブラームスの《第1番》のトリオの改作後の初演者は、ウィーンではブラームス、ローゼ、フンマー、ブタペストではブラームス、フーバイ、ポッパーという、いづれも当時の名だたる名家たちであった。 シューマンの3曲のピアノ・トリオは、想像するところ夫人のクララがピアノを弾いて初演したのにちがいないが、しかしクララ・シューマンが固定したメンバーによる半恒常的なピアノ三重奏団を組織していたという事実は全く伝っていない。弦楽四重奏では不可能なことが、或いは許されないことが、ピアノ・トリオではこのように平然と行なわれ、そして人々の喝と賛仰とを得ていたのである。 そのことは20世紀の今日でも、なかば不変である。近年でのもっともすぐれた三重奏団、いやおそらくは史上最高のピアノ・トリオと認められているのは、第一次大戦前に組織されたカザルス・トリオ(ティボー、カザルス、コルトー)であるが、年代的にそれにつづくブッシュ=ゼルキン・トリオ(ブッシュ兄弟とルドルフ・ゼルキン)百万ドル・トリオ(?)(ハイフェッツ、フォイアマン、ルービンシュタイン)クーレンカンプ=フィッシャー=マイナルディ・トリオ、オイストラフ=クヌシェヴィツキー=オボーリン・トリオ、コーガン=ロストロポーヴィチ=ギレリス・トリオ、スーク・トリオ(スーク、フッフロ、パネンカ)などの名三重奏団にしても、それぞれの楽員たちはみな押しも押されぬ独奏家である。脱帽して敬意を表さなければならない大家、巨匠の名も、その中にたくさん発見される。そして彼等は世界を跨に多忙な演奏生活をおくっている。 楽しんで聴いていただける商品です。ジャケットに歴史を感じさせるそれなりの痛みはあります。
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