「学力」の経済学(ディスカヴァー・トゥエンティワン)/中室牧子
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「学力」の経済学(ディスカヴァー・トゥエンティワン)/中室牧子

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2015年11月4日 第12刷発行。 子供の教育については、誰もが一家言持ちたがります。 それは「美味いラーメン屋はどの店か?」という話題で意見が紛糾するのを連想させます。 つまり「ラーメン屋」と同じくらい、教育というものが身近な存在になっているからでしょう。 ある人は、自分の成功(あるいは失敗)経験を踏まえて、未来ある子供に誤りのない選択をさせようとします。 その結果、喧喧諤諤とした意見が飛び交い収拾がつかないまま、子供の教育のためのベストな選択ができず、貴重な時間が消費されてしまうとしたら……非常に勿体ないことです。 そこで本書は、良い教育を反映する上での「学力」という基準を使って、その向上の教育との因果関係を明らかにする証拠となるデータ(エビデンス)を信頼に足るものとするために、実際に多くの社会実験を行った上で、教育政策のグランドデザインのひとつを提案することを試みています。 例えば、子供を勉強させるためにご褒美で釣ってはいけないのか?という問題について。 所謂"目の前にニンジンをぶら下げる"作戦ですが、この即物的な教育方針には否定的な声も多いようです。 そこで"ニンジン作戦"の設定を少し変えてみます。 「テストで良い点を取れば、ご褒美をあげます」 「本を1冊づつ読み続ければ、ご褒美をあげます」 同じ"ニンジン作戦"ではありますが、前者と後者では明確な違いがあります。 それは、前者は子供の知力のアウトプットに、後者はインプットに期待を寄せており、これを経済的に説明すれば、どちらが今勉強させる動機付け(インセンティブ)になっているかという違いがあります。 さて、どちらの"ニンジン作戦"が効果を発揮したでしょうか? それは本書を読んでのお楽しみ、ということで。 ちなみに本書では、勉強時間の確保のためにテレビやゲームを取り上げる"最初からニンジンを与えない作戦"についても、実際に実験を行い、子供の教育に関する信頼性の高い結果を導き出しています。 しかし、本書は教育についての合理性、「学力」の向上のための科学的根拠を提示していますが、巻末の『補論』では、その必要性と限界にもきちんと触れているので、併せて読むことで、より深い教育に関する思索のためのヒントを与えてくれるはずです。 経年による色褪せ・汚れ・キズが少しあります。 それ以外は美品です。
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