GETEMONTS （匿名性でアル限りに於いて） 「監視員」Tシャツ

GETEMONTS、 「作者の手から離れ意味消失し世界を彷徨う」系 Tシャツに、 レディメイドの手法でサインとシーニュを施すシリーズ、 （匿名性でアル限りに於いて）から、 赤いドライTシャツの裏に、 「監視員」 とプリントされたTシャツが登場↑ いやぁ~ ナンの「監視員」かしらん アツが夏い気配を感じるが… ポリエステル100%のドライ系Tシャツ 状態わまずまずとイったトコロ。 恐らく本当に、 何かの「監視員」をしてた人が 仕事中に着てイタでA RAW マサしくワークウェア。 マルタン・マルジェラのエスプリ VETEMENTSのストリート感覚 を踏襲した、リアル嫉妬な1枚。 サイズ：L 肩45cm 袖20cm 身幅53cm 着丈65cm 真っ赤な服の背中に、 白く「監視員」とあるだけで ナニかギョっとするとさかなクン。←？ そんな出処不明のTシャツの前面に、 GETEMONTSが黄色のロゴをプリント。 図らずともハンマーと鎌を彷彿させるカラーリングが、 観る者の意識/無意識を刺激し 「お互いの疑いをのぞく」 スターリンも納得の1枚。 背面の監視員のプリントに ややカスれてiLL事から なかなか「監視」されたので賞。 監視とわ物騒デスが フーコーわ半世紀前に ベンサムからパノプティコンを発見したし、 スノーデン話、 映画化もされた。 新型コロナ黎明期、 国家の非常事態権限を巡ってジョルジョ・アガンベンわ 「ディストピア的なサイバー独裁にむかっていることを確証する」 とまで云った。 マルクス・ガブリエル曰く、 「日本わソフトな独裁国家」だと云ふが 当時、誰も「国家と人権」について議論をする事無く政治の舞台で物事が進んでいく様に、 異常さと危機感を感じてイタのわ チンきろうだけJAHなかったハズ。 マサに「生政治」が浸透し切ったこの時代に於いて 非常に高度な「イデオロギー」の形を観た気がしました。 「監視」と云ふ言葉を調べると 非常に物騒な言葉で、 対象を支配下に置くための情報活動及び装置なわけデスが 今の時代、ネットすれば向こうわこちらをネットするワケで それこそ、私たちわ自ら進んで、ある種の情報活動の装置として 「監視員」の凝視下にその身を晒してマス。 その「自然さ」こそが、最も恐ろしい状態なんですけどね。