ヨーロッパを織る イギリス的、フランス的人生
和田俊
中公新書 1989
【目次】
ヨーロッパは私に方法を教えた-サルトルとお菓子/時間の流れには向きがある-プリゴジンと雲/静寂は歴史感覚を鋭くする-マードックと僧院/持続を願う意志を磨く-弓と蚊取り線香/自己の存在証明を問い続ける-モラヴィアと山小屋/本卦がえりで伝統を守る-オーウェルとパブリック・スクール/形式は生活の安定を導く-カフェとテーブルクロス/社交と談論は人を横につなぎ-クラブと寝覚めの紅茶/民族はそれに似合う風景を持つ-ゴルフ・クラブの異邦人/異質なるものに門戸を開く-英国の「風の又三郎」/「住み分け」で平和を構築する-寺田寅彦と降誕祭/相対思考は知の空間を広げる-トランプとレヴィ=ストロース/視線はいつも中心に向かう-斎藤茂吉のため息/都市の活気が天才を呼ぶ-隣人はスーラージュ/人間は夢を見続ける-ヴァレリーとバベルの塔
われわれにとってヨーロッパとはいったいどんな意味を持っているのか。10年に亙る滞欧生活の中で、あるいは、プリゴジン、グリュックスマン、レヴィ=ストロースといった碩学たちと語り、あるいはロンドンのクラブライフを楽しみながら、時間の観念、音への関心、伝統に対する姿勢、形式の尊重、異質なものへの対応など、日本人とヨーロッパ人との人生観の本質を左右しているさまざまな背景を、実感こめた思索をもとに描出する。(データベースより)
ニュースステーションコメンテーターとして活躍した和田俊、ロンドンおよびバリ特派員時代のヨーロッパ知識人との丁々発止の対談集。
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