地球の長い午後 ブライアン・W・オールディス

ブライアン・W・オールディス『地球の長い午後』(伊藤典夫＝訳、早川書房、ハヤカワ文庫、1977)2019 カバースレ・キズ・ヨゴレ少、表紙上部ヨレ少・下部ヨレ、背表紙上部ヨレ(画像4枚目参照)・下部ヨレ(画像5枚目参照)、裏表紙上部ヨレ(画像3枚目参照)・下部ヨレ、フチヨレ／本体小口キズ・ヨゴレ(底／画像7,8枚目参照) s2.5 大地を覆いつくす巨木の世界は、永遠に太陽に片面を向けてめぐる植物の王国と化した地球の姿だった！ わがもの顔に跳梁する食肉植物ハネンボウ、トビエイ、ヒカゲワナ。人類はかつての威勢を失い、支配者たる植物のかげでほそぼそと生きのびる存在になりはてていた。人類にとって救済は虚空に張り渡された蜘蛛の巣を、植物蜘蛛に運ばれて月へ昇ること。だが滅びの運命に反逆した異端児がいた……ヒューゴー賞受賞の傑作（裏表紙より）