正岡子規
(1867~1902)本名・常規、現・愛媛県松山市生れの俳人、歌人、国文学研究家。幼くして父を喪い、家督を継ぐ。
東大予備門時代の同級生に、夏目漱石、南方熊楠、山田美妙がいる。
東京帝国大学哲学科に入学、のち国文科に転科。大学中退後、新聞『日本』の記者となり、
1893年『獺祭書屋俳話』で俳句の革新運動を、1898年『歌よみに与ふる書』で短歌の革新のため、
根岸短歌会を主宰した。その前、日清戦争勃発の翌年、1895年、従軍記者として遼東半島に渡るも、
2日後、下関条約が調印されたため、森林太郎らに挨拶して帰国。その途路、船中で喀血。
神戸・須磨で療養した後、松山に帰る。やがて病に伏し、『病牀六尺』『仰臥漫録』を遺し、
1902年、病没、34歳。『痰一斗糸瓜の水も間にあわず』ー「糸瓜忌」とも「獺祭忌」とも。
書名:子規全集(昭和50年:講談社版):全22巻別巻3: / 第十五巻 ◇ 俳句會稿
著者:正岡子規
監修:正岡忠三郎/大岡昇平/司馬遼太郎/ぬやま・ひろし
編集:服部嘉香/久保田正文/和田茂樹/蒲池文雄
発行所:講談社
発行日:昭和52年7月18日 第1刷発行
定価:3,800円
所収: 俳句會稿 ◇ 明治二十四年(3回)/ 明治二十五年(9回)/ 明治二十六年(40回)/ 明治二十七年(20回)/
明治二十八年(8回)/ 明治二十九年(35回)/ 明治三十年(12回)/ 明治三十一年(9回)/
明治三十二年(11回)/ 明治三十三年(10回)/ 明治三十五年(1回)/
参考資料 /
〇 解題(和田茂樹)/ 解説(寺田 透)/
参考:帯破れ等。箱、小口・天・地、本文等に少汚れ・ヤケ・シミ等あり。蔵書印あり。四六判。P862。1,080g。
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