ザ・ルーモア/フローズン・イアーズ
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ザ・ルーモア/フローズン・イアーズ

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¥ 1,500

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ザ・ルーモアは、1970年代後半から1980年代前半にかけて活躍した英国のロック・バンドです。 グラハム・パーカーの1976年のアルバム『ハウリン・ウィンド』で、グラハム・パーカーのバック・バンドとしてメジャー・デビューを果たし一般的に認知されるようになりました。 特に1979年のアルバム『スパーク!』は全英チャート18位、全米チャート40位、1980年のアルバム『ジ・アップ・エスカレーター』は全英チャート11位、全米チャート40位と商業的な成功も収めました。 このように同時のパーカーと共演したアルバムでは"グラハム・パーカー&ザ・ルーモア"とクレジットされていたので単なるバック・バンドと思われがちですが、ザ・ルーモア単体名義でも3枚のアルバムを発表しています。 それが今作、セカンドアルバム『フローズン・イヤーズ』で、1979年における英国のヨーロッパでの立ち位置を半ば諧謔精神も込めながら、当時のポスト・パンク・ロックとしてのポップなロックンロールを聴かせてくれます。 まずはジャケットと英語原題に注目。 立てられた国旗を左から右に眺めてみると、オランダ、(東西統一前)西ドイツ、ベルギー、英国ユニオンジャック、フランスの5ヶ国のものが並んでおり、真ん中には冴えない禿げ頭の紳士が立っており、英語原題の『Frogs, Sprouts, Clogs and Krauts』には、Frogs(蛙=フランス人への蔑称)Sprouts(白芽=ベルギー人への蔑称)Clogs(木靴=オランダ人への蔑称)Krauts(ドイツ人への蔑称)の意味が込められており、英国ユニオンジャックだけが蔑称こそないものの、禿げ頭の紳士として、博物画の陳列のようにロープに囲まれて閉じ込められているという、自虐を感じさせるユーモアが漂っています。 かつては世界秩序をリードしていた"大英帝国"としての失われつつある、捨てきれない誇りやプライド、ヨーロッパ諸国を皮肉っぽく見つめる視点が歌われている楽曲が揃ったら内容も、ブリット・ポップの元祖らしいところです。 国内盤なので、ライナーノーツ・英詞は付属しています。 帯はありません。 経年により、色褪せが少しあります。 それ以外は美品です。
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