バルトーク：ヴァイオリン協奏曲第２番＆ヴァイオリン・ソナタ第１番　　メニューイン

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収録曲＆演奏者バルトーク（ 1881 ~ 1945 ） ①ヴァイオリン協奏曲　第２番 ②ヴァイオリン・ソナタ　第１番ユーディ・メニューイン（ヴァイオリン）ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮フィルハーモニア管弦楽団アドルフ・バラー（ピアノ②）録音：① 1953 年　　② 1947 年 NAXOS：8.111336（輸入盤）十歳代の若い演奏家の録音はいまでは珍しくないが、よほどの大家でなければレコードに吹き込む機会が得られなかった SP 時代に、半ズボン姿の少年の身で次つぎに大曲の録音をおこなったメニューインは全く異例であった。彼はビクター赤盤芸術家として、クライスラー、エルマン、ティボー、ハイフェッツらと同等に扱われていたのである。また事実その演奏は傾聴に値するものであった。　（藁科雅美）天才少年ユーディ（イェフディ）・メニューインの図抜けた才能に驚愕した師パーシンガーは、少年メニューインに対して、４つの弦それぞれのポジションでのシンプルなアルペジオや音階スケール練習を強制することを怠り、それが後の「大崩壊」の原因になったという説があります。「第二次大戦後の演奏は、フルトヴェングラーと共演した一連の演奏を幸福な例外として、あとはかなり物足りない（渡辺和彦）」と、キビシク言われたりもします。第二次世界大戦中、ナチス・ドイツに協力したことで演奏活動を中止させられていたフルトヴェングラーは、再び楽壇に復帰したものの、多くのユダヤ系演奏家が共演を拒否したそうです。メニューインはユダヤ系でありながら、敢然とフルトヴェングラーを弁護。２人の共演が「幸福な例外」となったのは、共感が演奏に反映してのことでしょう。盤面に傷はありません。素人が自宅で長期保管していた物です。神経質な方は、購入を控えてください。

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